イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ

イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ

イケナイ宝箱―ようこそ鬱の世界へ

著者の作品「旅々オートバイ」が面白く、他の出版物は無いかと調べたら、実はその人も鬱病だった事実が判明。
その当人の経験を元に書かれている模様。
まださわりの部分しか読んでいないが、鬱病患者特有の心理描写が非常に分かり易く描写されている。
以前の自分の心情と重なる様な内容が記載されていると、思わず文字を目で追うのをやめ、過去の記憶に身をゆだねてしまう。
鬱病を経験した事がない人でも、その病状心理を理解するのには役立つかと。
旅々オートバイ (新潮文庫)