泳ぐんです。の木曜日

曇り。


最近どうにも眠りが浅かったので、昨晩はレンドルミンを服用し就寝。
まぁ良く眠れたと思うのだが、日中どうにもだるい。
相変わらず今日も今日とてすることは無いのだが、いつにもまして何も無い様な気がする。
なので、少し昼寝しておこうと布団に入る。


目が覚めると、もうすでに夕方。
日中の時間を殆ど布団の中で過ごしてしまった。
このままでは、気分までもが腐ってしまう。
昨日の事もあり気分が落ち込み気味なのは確かだが、そんな気分に身を任せ何もせず布団の中にいるだけでは、よけいに気分がクサクサしてきてしまう。
このままではいかんと思い、昨日行けなかったプールへと足を運ぶ。


ここ最近は週一のペースでプールに来ている。
いつものメニューは、平泳ぎ30分にクロール30分。
ちょっと休憩を挟みつつも、1時間ちょっと泳ぐともう体はクタクタである。
今日も同じメニューをこなそうと、準備運動をし水の中へ。


水の中は非常に心地が良い。
外界と遮断されることにより、自分自身を見つめ直す事が出来るような気がする。
そして、目の前に広がる水色の世界は、これ以上ない位気分を落ち着かせてくれる。
ひとしきり泳いだ後は、心なしか気分も楽になったような気がする。


夜、気を取り直して、再度求人に目を通す。
が、これといって良い案件はあらず。
業種にとらわれず、「脱IT」とし未経験でも可能な求人も探すが、こちらもめぼしい物はなし。
もうすぐ28になってしまうことを考えると、やはり未経験としての採用は厳しくなってしまうようだ。
今までと全く同じ業種及び職種ならば、スキルアップと称して応募できるような求人は一杯あるのだが、自分自身今となってはあの業界の流れに戻れる自信も無い・・・。




人生の寄り道をしてもうどのくらい経つのだろうか?
一緒にスタートした人たちは、本線の先のずっと見えないところに行ってしまっているようだ。
今となっては、追い越し追い越されの競争をするつもりはもうない。
けれども、逸脱してしまっている軌道をそのままにはできない。
自分だけならばまだしも、嫁をはじめとする自分の周りを取り囲む人達の軌道もずれてきてしまっているから。
さしあたり「人並みの生活」という軌道に乗れるよう、頑張らなくては。
それは、走っている電車に飛び乗る位難しいかもしれないが、その電車は自分の為にはもう止まってくれない。
でも、きっとどこかでその電車に乗れるチャンスがあるはずだから、今はそう信じていたい。


そんな木曜日。