転職活動に不安と焦りを非常に感じてきたので、気休めにヤングハローワークなる所へ行ってきた。
ヤングハローワークとは、35歳以下の人を対象とした職安みたいな所。
求人案件の紹介以外にも、仕事の方向性とか悩み事とかにも相談に乗ってくれるアドバイザーみたいな人もいる。


初めての利用だったので、今後の活動方針も含めアドバイザーと面談をすることに。
会社の面接ではないので、現状を素直に報告する。
7月に退職してからまだ仕事に就けないこと、鬱病で休職した経験があり、またそれが原因で退職したこと等々。
アドバイザーは、自分の履歴書及び職務経歴書に目を通しながら、話を聞いていた。


「今後の方針として、どんな仕事に就きたいの?」とアドバイザーから質問されたので、「とりあえず簡単な事務職にでもとは考えているのですが・・・」と答える。
すると、「そんなのはダメだよ!!」といきなり叱咤が飛ばされる。
「事務職なんて、只の逃げでしょ?給料安いし、仕事としても全く面白くないから!!」と。


半ば面食らってしまったが、ゆくゆく話しを聞いてみると面白い展開になってきた。
「君みたいなセミキャリアの人間は、こんな所で仕事を探しても真っ当な会社は見つからない。それよりも、ここ(職安)以外での求人フィールドを紹介してあげるから、そこに行きなさい」と言われる。
おそらく履歴書や職務経歴書を見て、今までの自分の経緯を考慮してくれているのだろうと思われる。


「君の就職の面倒を見てくれる人を紹介するから、一度その人を訪ねて相談して来なさい」という。
その間、いきなり自分の履歴書を書かされる。
書いた履歴書はその場でいきなりFAXで送信されてしまった・・・。
急な展開に戸惑いを隠せないのだが、良い方向に転がりそうかなという期待も感じていたり。
今後の展開として、来年1月に紹介された人と面談をし、それから就職活動をはじめ、3月には就職できる様にするからと力説されてしまった。


「君とこうして出会えたのも何かの縁だから、是非とも一緒に頑張ろう」と行ってくれたアドバイザーの言葉が非常に心に残っている。
人間関係が希薄になりつつある現状において、その言葉にはずしりとした重さを感じた。


ということで、年内は一旦就職活動はお休みする。
企業も年末年始で忙しいだろうし。
年明けからは、今まで行ってきた就職活動を続ける傍ら、心機一転し新しい一歩を踏み出せればなぁと思う次第である。


人との出会いに感謝する、そんな水曜日