通知の金曜日

晴れ。

いつも通り嫁を職場に送り、その足で接骨院へ。
最近日課になりつつ行動パターン。


家に戻ってからは、相変わらずゴロゴロ。
天気が良いのに、何もする気が起きない。


夕刻頃、リクルーターからメールが届く。
一昨日行った面接の結果通知だった。

こちら残念なご連絡となりました。
企業からは「緊張のためか答えが出ないシーンも多々あり、
しかも答えがあいまいで、志望動機も具体性にかけていました。
また、職務経歴も強みが伝わってきませんでした」との
コメントが届いています。

想像通りの結果だったが、やはり言葉や文章として突きつけられると、かなりへこんでしまう。
自分自身でさえ最悪な面接内容だったが、企業側からすれば上記の様な意見になるのだろう。
交通事故という自己都合で日程を変更したにも関わらず、面接に来た人間はろくに会話もできない人材だったと。


1人このメールを読んだ時には、自暴自棄になりかけた。
どす黒い雰囲気が心を覆うかつての気分に襲われかけていた。
もう何もかも投げ捨てたい衝動に駆られる。


けれども、もうそんな時間も無い。
何時までも鬱ぎ込んでいては何も解決しないのは今までの経験で分かってる。
もの凄く胃が痛いが、気持ちだけは少しでも前を向かなくては。


夜、嫁に面接の結果を話す。
そして、昔にくらべ何故面接が出来なくなってしまったのかと相談。
色々話した結果、分かった事が。
一つは、人と接する機会がめっきり減っていること。
退職してから家に籠もりっぱなしなので、無理も無い。
そしてもう一つ。
それは、「自信」が欠乏している事。
何をするにも、何を話すにも、そこにはかつての「自信」が感じられないのである。


自分自身に「自信」がないから自己PRが出来ない。
自分自身が行ってきた事に「自信」がないから、職務経歴も話せない。
そう、今の自分には完全に「自信」が無いのである。


そんな物が無くなってしまうなんて、かつての自分では想像も出来なかった。
想像もできなかったから、無くなった時の対処も考えていなかった。


かつて持っていた自信、取り戻す方法はあるのだろうか・・・。