実は先日の夜からずっと胃が痛い。
慣れない面接を迎えるにあたり、企業研究やら志望動機やらをまとめていたのだが、どうにもこうにもそんな作業をしているとキリキリと胃が痛くなってしまうのである。
全くもって情けない。


午前中一杯は心の整理をし、午後は面接会場へ向かう。
道中は、果たして上手くこなせるか不安で仕方無かったが、会社がある地へ足を踏み入れた時には、もう吹っ切れていた。
別に上手くやれなくたっていいじゃないか。
今後の転職活動に向けての軽い準備運動だと思う様にした。


そしていざ面接へ。
余計な煩悶は抱えず、目の前の面接にのみ神経を集中させる。
するとどうだろう?
内容は別として、なかなか前向きに喋っている自分がいる。
面接官の質問にも明るく元気に答えている自分がいる。
そして40分ほどの面接は終了。


胃が痛くなるほど気負っていたのに、意外とそつなくこなしてしまった事実に少し拍子抜けしてしまった。
でも、ちゃんと話ができたという事実は、次回へのステップにおいては大きな自信となった。
話の内容としては反省すべき点は多々あったが、それも次回に生かせばいい。


採用・不採用なんて関係ない。
今はなんともいえない充実感でいっぱいだ。
そんな気持ちの中、ちょうど帰宅ラッシュの電車に揺られ家路へと就く木曜日。