通院日の火曜日

曇り。
今日は3週間ぶりの通院日である。


2時半からの診療だったので、2時頃受付を済ませるも、その時点ですでに5人待ち。
時間通り診察が始まらないのは今に始まった訳ではないので、もう慣れっこである。


待っている時間を有効に使うため、病院総合窓口に出向き、傷病手当申請書類の記入手続き等をお願いする。
と、同時に7月分の傷病手当の書類を貰う。
この貰った書類を保険会社に送れば、該当月日分の手当が振り込まれるのだが、これがいつも時間がかかる。
振り込まれるのは、大概2〜3ヶ月後だろう。
その間収入は嫁のパート代だけなので生活は苦しいのだが、何とか貯蓄の範囲内で収まっている。


そんなこんなをしているうちに、診察の時間が来る。
「最近どうですか?」と、担当医の聞き慣れた最初の一言。
それを皮切りにここ最近の動向を伝える。


気分的には段々前向きになってきており、転職活動も開始している旨を伝える。
上向きの病状の報告を聞いて担当医は安心してくれただろうか?
余計な詮索ばかりしてしまう・・・。
そんな事を考えているうちに診察はサクッと終了。
まるで何事も無かったかの様に終わる。


じつは、この担当医、今日で自分の診察をするのは最後なのである。
今月一杯で現在の病院から移動になるらしい。
約1年ほど担当して頂いた先生だったのだが、終わるときはあっけなく終わるもんだ。
自分も気を利かせて、「今まで有り難うございました」位言えばよかったのだが、実際診察室を出る時には何も言葉を発せなかった。
今考えると、何で何も言えなかったのだろうかと、少し後悔してしまう。
担当医も担当医で、「これかもお大事に」位言ってくれても良いのに、去り際には何も声をかけてくれなかった。
結局、患者と医者の関係なんて、こんなものなのかなと少し失望感を感じる。


来月からは新しい担当医になるのだろう。
幸いにも今は病状も上向きなので、とりあえずこのまま病院を変えず通院しようと思う。
もし病状が悪い場合は、こんな悠長に構えてられかっただろうなぁと一人思う。


そんな火曜日。