通院日の火曜日

晴れ。
午前中に大した仕事もせず会社を出る。
そう、本日は2週間ぶりの通院日なのである。


最近の担当医の第一声はもう決まっている。
「最近どうですか?」
ありきたりで漠然とした質問にももう慣れた。


適当に最近の近況を伝える。

  • 土日出張で休み無しで勤務していたこと
  • 体の疲れが取れにくく、しばしだるく感じること
  • 先週1回だけ休んでしまったこと

等々。
担当医的には、まだ土日出勤は厳しとの意見。
だが、以前は難なくこなせていた生活ができないだけでも、自分的にはまだもどかしく感じてしまう。


診察の最後に担当医から質問される。
「最近何か気になっている事はありませんか?」と。
さしずめ病状は落ち着いていると思う。
落ち着いているのか、自分が「鬱」という今の病状にただ慣れてしまったのか解らない。
けれども、服薬を続けているこの現状は打破したいと思いはある。
なので、「いつまで薬を飲み続けなければならないのですか?」と聞いてみる。


今は毎日薬を飲んでいるからか、比較的調子のいい日が続く様になっている。
けれども、薬ばかりに頼っている訳にもいかないなぁと思う自分もいる。
自分の想像する「完治」、それは薬に頼らず、生きるという事に前向きに取り組み、仕事に邁進できる様になることと思っている。
少しでも、その状況に近づくべく、やはり薬は絶たなければならない。


そんな気持ちを見計らってか、「現在抗鬱剤を2種類処方しているので、今度からどちらか片方無くして見ましょう」と答えてくれた。
が、今日処方された薬はいつも通り。


なんかいつも前向きな事ばかり書いているが、一向に前進していない事に気が付いたので、今日はもうこの辺で。