誕生日を祝う日曜日

milkshaker2005-03-27

晴れ。


本日は贅沢にゆっくりと時間を使いたいと思い、家でのんびり過ごす事に。
けれども、只家に居てもつまらないので、愛犬ベックを実家から連れ出し、我が家に招待してみた。
自分の家は賃貸の都合上、ペットの飼育は禁止されているのだが、まぁちょっと位家に上がるだけなら大丈夫だろうと勝手に判断。


近所の公園で散歩した後、我が家に連れ込む。
ベック当人にしてみれば、実家以外の家に行くのは初めての経験なので、ちょっと緊張していたせいか、全然落ち着かない様子である。
おそらくトイレの場所も解らずに、とまどってしまったのだろう。
けれども、小一時間も過ごすと、大分落ち着いて来たのか、ソファで一緒にウトウトと昼寝を初めている。
毎度思うのだが、ちょっと眠たそうにしている時間帯が一番可愛く感じられる時である。
いままで犬を飼ったことがない自分にとっては、本当に愛らしくて仕方がない。
直接自分が飼っている訳ではないのだが、ここまで愛着が湧いたペットは初めてである。
今ではベックと会うことが、週末の一つの楽しみであり、癒しの時間でもある。


そんなベックは夕方に実家に返し、夜は嫁と2人で近所のショットバーへ飲みに行く。
というのも、明後日は嫁の誕生日。
ちなみに自分も3月頭に誕生日を迎えたばかりなので、毎年この時期(3月中旬)には2人の誕生日を祝うためにどこかへ飲みに行っているのである。


自分は27才を迎え、嫁は29才を迎えようとしている。
30才近くとなると、自分が幼少時代は「おじさん」という印象を持っていた。
いざこの年齢に達してきているとはいえ、正直なところあまり年をとっている実感が沸かない。
なんか、子供心のまま大人になってしまったような、なんとも不思議な感覚である。
裏をかえせば、それだけ自分が成長していないと言うことになるのかもしれないが・・・。


今の自分の姿を、高校を卒業する頃の18才の自分が見たら何というだろうか?
きっと、病気に悩まされ人生に活路を見いだせない哀れな姿に失望してしまうであろう。
けれども、自分の人生はまだ半部も終わっていない。
今の自分が、50〜60才の自分に会えた事を想像したとき、「充実した人生が送れたんだなぁ」と思えるようにしようではないか。
漠然とはしているが、そういうことを色々と前向きに考えられる様になってきている。


昔の自分、今の自分をがっかりさせない為にも、これからの余生はしっかり生きたいと思う、そんな日曜日。