凹んだマーチの土曜日

先日の出来事である。
嫁と外食をし、その帰り道での出来事。


いつも普段通り慣れている道を、鼻歌交じりに「ふふぅ〜ん」と運転していると、渋滞している対向車の影から人が飛び出してきた。
「うぉ!」と思い、ガツンと急ブレーキを踏む。
愛車マーチはコンパクトカーながら、制動力は抜群で、ABSを作動させながも何とか止まった。
もう少しで、人を危めてしまう寸前であった。


驚きと安堵感が入り交じったそのとき、今度は後ろから「ガツン」と異音が。
振り返ってみると、マーチの急ブレーキに間に合わなかったか、原付がマーチに衝突しているではないか。
すぐさま車を降り、怪我の安否を確かめる。
幸い、かすり傷程度で済んだようなので、またもや安堵感。


しかしながら、愛車マーチの後方部分はぺっこりと凹んでしまった・・・。


でもまぁ、ちゃんと警察も呼んで事故処理は行ったので、相手の保険で弁償して貰うことに。
別段ぶつけられたことに関しては怒りを感じていない。
むしろ「してやったり」である。
なぜなら、ガッツリ修理の見積をして修理費をもらい、ちょびっとだけ修理すれば、残りは儲けになるからである。


さてさて、浮いたお金で何を買おうかなと、マーチが凹んだにもかかわらず終止ご機嫌。
取らぬ狸の皮算用とはまさにこのことである。


そんな事を考える土曜日